こんにちは、くまさんです🐻
今日も世界のマーケットで色々な動きがあったので、資産形成に関係しそうなニュースを6つ選んでお届けします。難しい話もかみ砕いてお伝えするので、コーヒー片手にのんびり読んでもらえたら嬉しいです。
1. FRB(米国の中央銀行)、利上げ観測がじわり浮上
概要:米連邦準備制度理事会(FRB)は6月の会合で政策金利を据え置きましたが、参加者の金利見通しは「年内利下げ」から「年内利上げ」へと転換しました。就任間もないウォーシュ議長は7月14日の議会証言で「インフレの高止まりを容認しない」と述べ、物価安定を重視する姿勢を鮮明にしています。次回7月のFOMC(米連邦公開市場委員会)での判断に市場の注目が集まっています。
資産形成への示唆:利上げ観測が強まると、一般的には株式には逆風、米ドルや預金金利には追い風になりやすい傾向があります。米国株や米国関連の投資信託を持っている方は、金利動向のニュースを少し気に留めておくと良さそうです。ただし短期的な思惑で売買を急ぐ必要はなく、長期の積立方針を崩さないことが基本です。
出典
- ウォーシュFRB議長「インフレ高止まり容認せず」 初の議会証言 – 日本経済新聞
- 米利上げ確率「7月」4割に「9月まで」は7割 – 日本経済新聞
- ウォーシュ新議長のもとFRBは据え置きもタカ派色を強めた – 第一生命経済研究所
2. 米・イラン間の攻撃応酬が激化、原油価格が急騰
概要 米国とイランの軍事的な緊張が高まり、ホルムズ海峡周辺でのタンカー攻撃などが相次いでいます。これを受けて原油価格が急伸し、北海ブレント原油は一時1バレル91ドル台まで上昇、米WTI原油も6月半ば以来の高値をつけました。
資産形成への示唆 原油高はガソリン代や電気代など私たちの生活コストに直結するだけでなく、企業のコスト増を通じてインフレ圧力を強め、上記のFRBの利上げ判断にも影響しかねません。地政学リスクは予測が難しいからこそ、金(ゴールド)や国際分散されたインデックスファンドなど、値動きの異なる資産を組み合わせておくことの大切さを改めて感じさせるニュースです。
出典
- 欧州原油が一時4%高 イラン「覚書の履行停止」で攻撃応酬 – 日本経済新聞
- Oil prices rise back above $90 as Iran hits tankers – The Irish Times
3. 米国の一律関税が7月24日に失効へ、日本には12.5%の新関税案
概要:トランプ米政権が世界各国に課してきた一律10%の「代替関税」が7月24日に失効する見通しとなり、政権は関税水準を維持するための新たな措置に切り替える方針です。日本に対しては12.5%の税率とする案が示されており、現行より引き上げられる可能性が高い状況です。
資産形成への示唆:関税は輸出企業の業績に直接影響するため、自動車など日本の主力産業を含む投資信託・個別株のパフォーマンスにも波及しえます。特定の国・産業に集中投資している場合は、関税政策の変化がポートフォリオにどう影響するか、一度確認しておくと安心です。
出典
4. 新NISAの投信流入額、2026年上期で過去最高の12.5兆円に
概要:2026年上期(1〜6月)の投資信託市場への資金流入額は12.5兆円となり、半年間として過去最高を更新しました。内訳を見ると外国株式型への流入が8.6兆円と圧倒的に大きく、低コストのインデックス投信上位2本だけで3.4兆円程度が集まっています。
資産形成への示唆:新NISAをきっかけに、コツコツ積立で低コストのインデックスファンドを買う、というスタイルが着実に広がっていることがうかがえます。地政学リスクや金利動向で相場が揺れる場面もありますが、「淡々と積み立てる」という基本戦略の強さを裏付けるニュースとも言えそうです。
出典
5. 日米で半導体決算シーズンが本格化、AI投資の行方を占う
概要:米国ではアルファベットやテスラ、インテル、IBMなどの決算発表を控え、AIサーバー用チップの新情報を受けてアルファベット株が2.9%上昇するなど、半導体関連株が反発しました。日本でもキオクシア、ソフトバンクグループ、アドバンテスト、東京エレクトロンなど、AI・半導体関連企業の決算発表が7月後半に集中しています。
資産形成への示唆:AI関連株はここ数年、世界の株式市場全体を牽引してきた存在です。今回の決算シーズンで「AI投資ブームが続くのか、一服するのか」が見えてくるとされており、半導体関連の比率が高いインデックスファンド(米国株式型・全世界株式型など)を保有している方にとっては、値動きが大きくなりやすい時期かもしれません。
出典
- Wall Street holds steadier as chip companies swing back upward – Pittsburgh Post-Gazette
- 日経平均、米半導体株高が追い風 ASML決算に注目(先読み株式相場) – 日本経済新聞
6. ドル円は162円台、方向感の乏しい展開に
概要:先週のドル円相場は161.28円〜162.7円台のレンジで推移しました。週初は161円台前半まで下落する場面もありましたが、米・イラン情勢の緊迫化を受けた「有事のドル買い」で162円台まで戻す展開となりました。今週(7/20〜24)は日本の6月貿易統計や全国消費者物価指数(CPI)など、円サイドの材料に注目が集まりそうです。
資産形成への示唆:為替は外貨建て資産や外国株式型の投資信託の評価額に直接影響します。目先の相場水準に一喜一憂するよりも、「なぜ動いているのか」(地政学リスク、金利差など)の背景を押さえておくと、長期投資への納得感が高まりやすいです。
出典
今日のまとめ
中東情勢の緊迫化とFRBの利上げ観測という「リスク要因」と、新NISAの過去最高の資金流入という「前向きな流れ」が同時に見られた一日でした。相場が揺れる時こそ、目先の値動きに振り回されず、積立の手を止めないことが資産形成の基本だと、くまさんは改めて感じています🐻
なお、投資信託そのものの新商品・制度に関する大きな動きは本日確認できませんでした。次回以降も引き続きウォッチしていきます。
