こんにちは、くまさんブログです。
今週も頑張っていきましょう!今週は日米の金融政策の会合が立て続けに控えていて、マーケットもちょっとそわそわしているみたいです。むずかしいニュースも、一緒にゆっくり紐解いていきましょう!
1. FRBのウォーシュ議長、インフレに「タカ派」姿勢を強める
概要:米連邦準備制度理事会(FRB)は7月28〜29日に開くFOMC(連邦公開市場委員会)で、現行の政策金利(3.50〜3.75%)を据え置く見通しです。ただしウォーシュ議長は議会証言で「持続的な高インフレは容認しない」と発言し、市場では利下げ期待から一転して、9月以降に複数回の利上げを織り込む向きも出てきています。
資産形成への示唆:米国の利上げ観測が強まると、米国株や米国債の価格変動が大きくなりやすく、為替(円安・ドル高)にも影響が出やすくなります。米国株中心の投資信託を積立している方は、短期的な値動きに一喜一憂せず、長期目線を保つことが大切そうです。
出典:The Star「Warsh goes hawkish as inflation debate heats up」
「Let’s get ready to rumble」
2. 日銀は7月30〜31日に金融政策決定会合、政策金利は据え置き観測
概要:日本銀行は7月30〜31日に金融政策決定会合を開き、政策金利(現行1.0%)を据え置く方針と報じられています。あわせて2026年度の成長率見通しを上方修正する検討もされているようです。
資産形成への示唆:日米の金利差が大きく縮まりにくい状況が続くと見られており、構造的な円安圧力が意識されています。外貨建て資産や海外株式ファンドを持っている方にとっては為替差益・差損の両面を意識しておきたいタイミングです。
3. ドル円は約40年ぶりの水準、政府・日銀の為替介入も警戒される展開
概要:ドル円相場は約40年ぶりとされる高値圏で推移しており、政府・日銀による円買い介入への警戒感が意識されています。7月の予想レンジは158円台〜163円台、9月末時点の見通しレンジは155〜167円とされています。
資産形成への示唆:急激な為替介入が入ると相場が短時間で大きく動く可能性があります。外貨建て資産を保有している場合、レートの急変動リスクも念頭に置いておくと安心です。
出典:SMBC日興証券「FOREX WEEKLY」
マネ育チャンネル「ドル/円の7月見通し」
4. 中東情勢の緊迫化で原油急伸、金相場は方向感の乏しい展開
概要:米・イラン間の停戦崩れやフーシ派によるタンカー攻撃などを背景に中東情勢が再び緊迫化し、原油価格が急伸しています。金(ゴールド)はインフレ再燃によるFRB利上げ観測が重しとなる一方、地政学リスクへの逃避買いも入り、7月24日のNY金先物は1トロイオンス4,055.60ドルとなりました。
資産形成への示唆:原油高は物価上昇(インフレ)につながりやすく、家計にも間接的に影響します。金(ゴールド)は「有事の資産」として値動きすることが多いので、ポートフォリオに一部組み入れている方は値動きの背景を理解しておくと納得感が持てそうです。
出典:財経新聞「NY金:反発、中東情勢緊迫で原油急伸も逃避買いが下支え」
5. トランプ政権、60カ国に基本関税10〜12.5%を適用へ。USMCAは現行形での更新見送り
概要:米国は主要貿易相手国60カ国(米輸入の99%をカバー)に対し、10%または12.5%の基本関税を適用する措置を発動しました。あわせて、USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)については現行の枠組みでの更新を見送る方針が示されています。
資産形成への示唆:関税措置は輸出入企業のコストや物価に影響し、株式市場のボラティリティ(値動きの大きさ)要因になりやすいテーマです。特定の国・産業に偏った投資をしている場合は、関税動向のニュースにもアンテナを張っておくとよさそうです。
出典:Bloomberg「Trump Extends 10% Tariff Baseline in Broad Use of Trade Powers」
6. 日経平均は半導体・AI関連株や韓国株高に連れて反発、来週は下値模索の見方も
概要:東京株式市場では米半導体株高や韓国総合株価指数(KOSPI)の上昇を受けて日経平均株価が一時800円超上昇する場面がありました。一方、来週(7/27〜31)はFOMCや日銀会合、中東情勢など不透明要因が多く、予想レンジは6万2000〜6万6000円と、下値を探る展開になる可能性も指摘されています。
資産形成への示唆:AI・半導体関連株が相場全体を牽引する構図が続いており、値動きが大きくなりやすい局面です。積立投資をしている方は、短期的な上げ下げよりも「なぜ動いているか」を知っておくと、慌てずに済みそうです。
出典:日本経済新聞「日経平均株価、一時800円高 米半導体や韓国株高で」
7. 新NISA効果で投資信託への資金流入が過去最高の12.5兆円に
概要:2026年上半期の投資信託への資金流入額は12.5兆円に達し、2007年上半期に記録した過去最大の8.7兆円を大きく上回りました。特に外国株式型ファンドへの流入が8.6兆円と大きな割合を占めています。

資産形成への示唆:新NISAの非課税保有期間が無期限になったことなどを背景に、コツコツ積立を続ける方が増えていることがうかがえます。周りが積み立てているからではなく、自分の目的やリスク許容度に合った商品選びを続けることが引き続き大切ですね。
出典:ダイヤモンド・オンライン「新NISAの積立の威力は本物!2026年上期、投信流入が『過去最高12.5兆円』へ」
今日のまとめ
今週はFOMC(7/28〜29)と日銀会合(7/30〜31)が重なる、まさに「政策金利ウィーク」です。
中東情勢や関税政策といった地政学要因も絡み合っていて、短期的な値動きは大きくなりやすいかもしれません。でも、こういうときこそ一喜一憂せず、長期・積立・分散という資産形成の基本を思い出したいですね。くまさんも、皆さんと一緒にゆっくり見守っていきます。
※本記事は2026年7月27日時点で確認できた公開情報をもとに作成しています。投資判断はご自身の責任で、最新情報をご確認のうえ行ってください。
