育児休業を取得される方は、会社への産前産後休業や育児休業の申請が必要となります。
手続きで提出が求められる書類の中で「母子手帳(写)」が含まれている方も多いのではないでしょうか。

「母子手帳(写)」ってどのページをコピーすればいいの??
結論から言うと、必ず必要なのは「出生届出済証明」のページです。
表紙ではありません。そして、もう1ページが何の申請かによって変わります。

これから育休の手続きをする方は、ぜひ確認してください!
育児休業とは?
育児休業とは、原則1歳未満のこどもを養育するために一定期間会社を休める制度です。

うちの会社には「育児休業」の制度がないよ。
会社で育児休業を取得している人もいない!
誤解されている方もいらっしゃるかもしれませんが、「育児休業」は会社の制度ではなく、
法律に定められた制度となります。会社側は休業の申出を拒むことはできません。
なお、育児休業を取得する際、各種給付が受けられるのも把握しておきましょう!

出典:厚生労働省
もちろん、各種給付を受けるためには支給要件、申請が必要となります。
会社ごとに申請に必要な書類が定められていることがほとんどだと思いますが、
提出書類の中で「母子手帳(写)」を求められることが多いのです。

本記事では母子手帳のどのページを提出すればいいか解説しています!
結論:「配偶者の氏名」「出生届出済証明のページ」「出産予定日」欄が必要
結果からお伝えすると申請内容によって提出するページが変わります。
| 何の手続きか | 必要なページ |
|---|---|
| 「育児休業給付金」の申請 | 出生届出済証明 + 出産予定日が記載されたページ |
| 「出生後休業支援給付金」の申請 | 出生届出済証明+配偶者の氏名・生年月日が記載されたページ |
どの場面でも共通するのが「出生届出済証明のページ」です。

※記載内容は母子手帳ごとに異なる可能性があります。適宜お手元の母子手帳をご確認ください。
出典:厚生労働省「育児休業等給付の内容と支給申請手続」2026(令和8)年8月1日改訂版

私の会社でも育児休業の申請書にて「配偶者の氏名・生年月日が記載されたもの」のページの添付を求められました!
厚生労働省が定める添付書類に沿った指示だったことが伺えますね!
注意:出生届出済証明は、出生届を出したあと!
出生届出済証明の欄は、「市区町村の窓口」が記載します。

育児休業を申請する時に「出生届出済証明」の欄は空白なんだけど!?
どこで書いてもらうの?
「出生届出済証明」の欄は、自分では書けません。
前項で「出生届出済証明」のページイメージの画像を添付しておりましたが、
出生を証明するのは「市区町村長」。つまり「市区町村の窓口」です。
赤ちゃんが生まれた日を含めて14日以内に所在地の市区町村役場での手続きが必要です。
出生届と一緒に母子手帳を持参して、市区町村の窓口で記入依頼をしましょう!
ここまでの流れをまとめると
出産
↓
出生届を市区町村に提出(出生の日から14日以内)
↓
母子手帳の「出生届出済証明」欄に記入してもらう
↓
コピー
↓
会社に提出
出生届/届出期間:出生の日から14日以内 (出典:法務省「出生届」 https://www.moj.go.jp/ONLINE/FAMILYREGISTER/5-1.html /2026年8月24日確認)

私の会社の提出期限は出産日の翌日から4週間以内でした。
出産でバタバタしているかと思いますが、忘れずに対応しましょう!
産前の今のうちにできること
出産予定日のページは、もうコピーできます。
母子手帳をもらってから、病院が記入してくれます!
| ページ | いつコピーできるか |
|---|---|
| 出産予定日 | 今すぐ |
| 出生届出済証明 | 出生届を出したあと |
産後にまとめてやろうとすると、対応漏れが発生するかもしれません。
産前に揃えられる添付資料は1ページだけでも先に取っておくと、少し楽になるはずです。
もう一つ、これは必須ではありませんが——出生届を出しに行くときに母子手帳も持っていきましょう!その場で証明を書いてもらえて一度で済む可能性があります。産後に役所へ二度足を運ぶのは、それなりに負担だと思います。
※自治体によって案内が違う可能性はあります。お住まいの自治体にご確認くださいね。
迷ったら、内容に合った窓口へ
会社ごとに様式も指定も違うので、最終的には手元の資料に沿って対応を進めましょう。
そして、聞く相手は内容によって変わります。
| 知りたいこと | 聞く先 |
|---|---|
| 出生届の出し方、母子手帳への証明 | お住まいの市区町村 |
| 育休の申出書、添付書類、提出期限 | お勤めの会社 |
| 給付金の要件、支給時期 | お勤めの会社またはハローワーク |

給付金のことを市区町村の窓口に聞いても答えは出ませんし、逆もまた同じですね。
まとめ
最後に、この記事の要点を整理します。
- 必ず必要なのは「出生届出済証明」のページ
- もう1ページは、何を申請するかで変わります
| 何の手続きか | 必要なページ |
|---|---|
| 育児休業給付金 | 出生届出済証明 + 出産予定日 |
| 出生後休業支援給付金 | 出生届出済証明 + 配偶者の氏名・生年月日 |

私もこれから実際に提出します。
やってみて違いがあれば、この記事を更新しますね!
出典
- 厚生労働省「育児休業等給付の内容と支給申請手続」2026(令和8)年8月1日改訂版https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/001461102.pdf (2026年8月24日確認)
- 厚生労働省「育児休業給付」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000135090_00001.html(2026年8月24日確認)
- 法務省「出生届」 https://www.moj.go.jp/ONLINE/FAMILYREGISTER/5-1.html (2026年8月24日確認)
- 神戸市「出生届」 https://www.city.kobe.lg.jp/a53715/kurashi/registration/koseki/04_shussei.html (2026年8月24日確認)
