おはようございます、くまさんブログです。
今日も一緒に、資産形成にかかわる経済ニュースをゆっくりチェックしていきましょう。今日は中東情勢の緊迫化を起点に、原油・為替・金利がまとめて動いた一日でした。順番に見ていきますね。
1. 紅海でタンカー攻撃、原油価格が「100ドルの大台」に接近

概要: イエメンの武装勢力フーシがサウジアラビア関係のタンカーを紅海で攻撃したと伝わり、供給不安から原油価格が急伸しました。北海ブレント先物は一時1バレル=100ドルを超える水準まで上昇し、6週間ぶりの高値を記録しています。米中央軍によるイラン攻撃も続いており、緊張はさらに高まっている状況です。
資産形成への示唆: 原油高はガソリン代や輸入コストの上昇を通じて物価全体を押し上げやすく、インフレが長引く要因になり得ます。エネルギー関連株や資源国通貨、インフレに強いとされる資産の値動きにも、しばらく注目しておきたいところです。
出典: ロイター(Yahoo!ニュース)
2. ドル円、39年ぶりの円安水準―163円台後半で介入警戒も

概要: 7月24日のドル円相場は163円76〜78銭で取引を終え、前日比0.45円の円安となりました。原油高を受けた「有事のドル買い」に加え、米長期金利の上昇もドル買い材料となり、節目の164円が視野に入っています。
資産形成への示唆: 円安は輸入物価の上昇を通じて家計の負担を増やす一方、外貨建て資産や海外株式の円換算評価額を押し上げる効果もあります。為替介入の可能性も意識しつつ、資産の通貨分散のバランスを見直す良いタイミングかもしれません。
出典: 外為どっとコム マネ育チャンネル 、YAHOO!ニュース
3. FOMC、7月利上げの可能性が五分五分に
概要: 7月28〜29日開催のFOMCを控え、原油高とタカ派的な当局者発言を受けて利上げ確率がほぼ五分五分まで上昇したと報じられています。現在の政策金利は3.50〜3.75%で、5会合連続の据え置きとなるかが焦点です。
資産形成への示唆: 利上げが実施されれば米国株や債券価格には下押し圧力がかかりやすく、対円ではさらなるドル高要因にもなります。今週末の会合結果は世界の金融市場全体に影響するため、保有資産への影響を事前に整理しておくと安心です。
出典: Bloomberg
4. 日銀、7月会合は政策金利1.0%で据え置きへ
概要: 日銀は7月30〜31日に開く金融政策決定会合で、政策金利を1.0%に据え置く方針と報じられています。中東情勢の緊迫化と原油高による物価上振れリスクを見極めるため、6月会合での利上げの影響を確認する構えです。2026年度の成長率見通しは上方修正が検討されています。
資産形成への示唆: 日銀の金融政策は住宅ローン金利や預金金利、円相場に直結します。据え置きが続けば当面は低金利環境が維持される一方、成長率見通しの上方修正は日本株にとってポジティブ材料となり得ます。
出典: 日本経済新聞
5. Alphabet決算、増収でも設備投資拡大で株価急落
概要: Alphabet(Googleの親会社)は増収を発表したものの、2026年の設備投資計画を1750億〜1850億ドルへ大幅に引き上げたことで投資家の懸念が強まり、株価は一時7%近く下落しました。AI投資の規模拡大がフリーキャッシュフローを圧迫するとの見方が広がっています。
資産形成への示唆: いわゆる「マグニフィセント・セブン」など主要テック株の値動きは、インデックス投資を通じて多くの人の資産に影響します。好決算でも株価が下がる今回のケースは、AI関連投資への期待と実際のコスト負担のバランスを見極める重要性を示しています。
出典: The Motley Fool
6. 新NISA、2026年上期の投信流入額が過去最高の12.5兆円

概要: 新NISA制度の下での積立投資が引き続き活発で、2026年上期の投資信託への資金流入額は半年間として過去最高の12.5兆円に達しました。市場全体の残高も206.7兆円まで拡大しています。
資産形成への示唆: 相場の変動が大きい局面でも、多くの人が淡々と積立投資を継続していることがうかがえます。短期的な値動きに一喜一憂せず、長期・積立・分散という新NISAの基本方針を改めて確認する良い機会です。
出典: ダイヤモンド・オンライン
7. 日経平均、史上最高値から調整局面―政治動向にも注目

概要: 日経平均株価は2026年6月22日に年初来高値72,831.73円をつけた後、調整を強めています。野村證券は決算動向やAI・半導体関連の好業績を踏まえ、2026年末の日経平均見通しを68,000円へ上方修正しました。今後は解散総選挙の行方や高市政権の安定度も株価材料として意識されています。
資産形成への示唆: 高値からの調整は健全な値固めの側面もありますが、政治情勢という不確実要素も重なっています。積立投資であれば下落局面はむしろ口数を増やすチャンスと捉えられますが、一括投資を検討している場合は焦らず情勢を見極めたいところです。
出典: NOMURA ウェルスタイル
今日のまとめ
中東情勢の緊迫化を起点に、原油高・円安・金利観測が連鎖的に動いた一日でした。来週のFOMCと日銀会合、そして地政学リスクの行方から目が離せません。焦らず、長期目線で資産配分を見直していきましょう。
本記事の情報は執筆時点(2026年7月25日)のものです。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。
