※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告を利用しているものがあります

資産形成したいけど、株式投資は不安。

老後資金を貯めるために毎月いくら投資に回せばいい?
と漠然とした不安で投資に踏み出せない人のための記事です。
毎月5万円の積立投資で、将来1億円以上の資産を築くことも夢ではありません。
30代・40代から新NISAを活用した資産形成について、具体的なシミュレーションとともに解説します。
S&P500、全世界株式(オルカン)などの主に利回り5%、7%、10%でシュミレーションしてみましょう。

新NISAの仕組みについて

これから投資を始める方は、新NISAを活用することがおすすめです。
新NISAとは、2024年に改正された個人の資産形成における税金の優遇制度です。
本来であれば、株式・投資信託が値上がりしたり、配当金が出る場合は約20%の税金がかかりますが、NISA口座で運用した利益には税金がかからない(非課税)制度です。

出典:楽天証券
もし値上がり益が1000万円の場合だと税金だけで200万円もの違いが出てくるので、資金が大きいほど影響が大きくなります。

つみたて投資枠と成長投資枠について
新NISAは「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つに分かれています。

出典:金融庁
🔴旧NISAと新NISAを比較すると年間投資枠が最大120万円から1800万円まで拡大しています。
🔴つみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能です。
🔴投資期間は恒久化。
「株式・投資信託を初めて購入する」という方は、非課税枠である新NISAを活用するのが良いでしょう。
年利5、7、10%で30歳、40歳が「毎月5万円」を積立投資した場合
それでは、30歳、40歳の方が65歳まで毎月5万円を積立投資した場合の最終資産額を比較してみましょう。
35年間積立(30歳投資開始)
年利 | 資産額 | 元本 |
年利5% | 5,564万8,949円 | 2,100万円 |
年利7% | 8,605万4,511円 | 2,100万円 |
年利10% | 1億7129万4,673円 | 2,100万円 |
25年間積立(40歳投資開始)
年利 | 資産額 | 元本 |
年利5% | 2,940万6,044万円 | 1,500万円 |
年利7% | 3,937万3,466円 | 1,500万円 |
年利10% | 6,215万7,980円 | 1,500万円 |
年利7%を比較しても30歳で投資を開始場合は、40歳で開始するより約4600万円の差が出ます。
これが複利効果のすごさです。
月3万円、10万円の場合はどうなる?投資額別シミュレーション
現実的な投資額での資産形成
ここからは、月3万円、10万円を毎月積立投資した場合のシュミレーションをしてみましょう。
月3万円積立(投資期間25・35年間/年利5・7・10%)
年利 | 資産額(25年間) | 資産額(35年間) |
年利5% | 1,764万3,626円 (元本:900万円) | 3,338万9,370円 (元本:1,260万円) |
年利7% | 2,362万4,079円 (元本:900万円) | 5,163万2,706円 (元本:1,260万円) |
年利10% | 3,729万4,788円 (元本:900万円) | 1億277万6,804円 (元本:1,260万円) |
月10万円積立(投資期間25・35年間/年利5・7・10%)
年利 | 資産額(25年間) | 資産額(35年間) |
年利5% | 5,881万2,088円 (元本:3,000万円) | 1億1,129万7,899円 (元本:4,200万円) |
年利7% | 7,874万6,931円 (元本:3,000万円) | 1億7,210万9,021円 (元本:4,200万円) |
年利10% | 1億2431万5,961円 (元本:3,000万円) | 3億4,258万9,345円 (元本:4,200万円) |
出所:「アセットマネジメントOne」をもとに著者作成
毎月3万円を想定利回り5%で運用できた場合、25年間で1700万円程度になる可能性があります。
これが、S&P500の平均利回りである10%の場合、3700万円を超える計算となります。
同様に25年間→35年へ投資期間を増やすと、1700万円→3300万円に資産形成が見込めます。
利回りが5→10%、投資期間が25年→35年になるだけで、2倍以上の価格差が生じます。
このことから
- 投資期間を長くする
- 早く元本を捻出する
- 利回りが高い&手数料が安い資産を保有する
ことが重要であることが重要です。
しかし、投資は元本割れのリスクがあります。
ご自身のリスク許容度に応じて、投資資金を検討しましょう。