『この娘、どこか変』サイコパスホラー映画のニューヒロイン登場〜エスター〜

映画

こんにちは!薬のくまさんと申します。

今回は、2009年公開のサイコパス映画「エスター」をご紹介します。
サイコパス映画の中でも指折りの胸糞が悪くなるめっちゃおすすめの作品です(笑)

監督:ジャウム・コレット=セラ
出演者:ヴェラ・ファーミガン、ピーター・サースガード、イザベル・ファーマン
公開年:2009年10月10日
上映時間:123分
おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️☆(星4/5)

3人目の子供を死産となり失意の中、ケイト・コールマンは、家族との幸せな日々を送りながらも心の傷が癒える事はなかった。心の傷を埋めるためにもエスターという9歳の少女を養子として引き取る。少々変わっているがしっかり者のエスター。これから幸せな日が続くはずだった。しかし、徐々にエスターの様子がおかしい事に気づく。「この娘、どこかおかしい」

※これ以降、映画「エスター」に関するネタバレがあります。

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この映画をおすすめしたいと思った理由は、よく考えられたストーリー性エスター役のイザベル・ファーマンの圧巻の演技力

一言でこの映画を説明したら「養子にもらった子がサイコパス」の映画です。最後にはエスターの秘密も明かされ衝撃のラストも描かれています。エスターは9歳の女の子と思っていたらなんと33歳の大人!下垂体機能低下症による成長ホルモン異常が原因で発育不全で見た目が若く見えていただけでした。成長ホルモン異常のサイコパスっていう設定をよく思いつきますよね。めちゃくちゃ面白い設定です。

我が子を死産で失って悲しみに暮れるケイト。新しく家族に迎えたエスターへ失った我が子の分まで愛情を与えたいと思っていたケイトの気持ちは痛いほど分かりますよね。でもよりによって選んだのが、激ヤバのサイコパスエスター!なんでそんなサイコパス選んでしまったんでしょうね〜。

でもそもそも「サイコパス」ってどんな人でしたっけ?

そこでパーソナリティー障害の一種であるサイコパスにはいくつかの特徴があるのでまとめてみました。

サイコパスの特徴10個
①表面上の口達者
②利己的・自己中心的
③自慢話をする
④自分の非を認めない
⑤結果至上主義
⑥平然と嘘をつく
⑦共感ができない
⑧他人を操ろうとする
⑨良心の欠如
⑩刺激を求める

エスターの特徴そのまんまですね笑

初対面の人とも会話が弾み、社交的、魅力的な人に見える事はエスターにとって造作もないことです。孤児院でも他の子供よりエスターが魅力的に見えたんでしょうか。

激ヤバのサイコパスシーンにエスター自ら腕の骨を折る場面があります。
周囲の人にケイトから虐待されていると思わせるために自信の腕を折ると言う行動にでたのですが、「よし、自分の腕を折ろう」って思いますか?ぜんぜん共感できないですよね笑

ストーリー性の他にもこの映画が良かったのは「エスター役」のイザベル・ファーマンの演技力です。

エスターは当時12歳のイザベル・ファーマンが“大人びた”サイコパス役と言う難しい役所を見事に演じ切っています。胸糞悪いと思いながらも映画に引き込まれていくんですよね。

最初に夫妻に迎え入れられた時に屈託のない子供の演技から徐々に本性を表していく。まさに天才子役。他にも「ハンガー・ゲーム」を始め映画やドラマに出演しているので、観てみたいと思います。他にもおすすめしたい出演作品があればご紹介しますね。

今回ブログを書くために調べていたところ、衝撃の事件が起こっていました。映画「エスター」が公開されたあとに、なんと映画と同じような事件が起こっていたのです。通称「リアルエスター」です。

2010年4月26日、米インディアナ州在住の夫妻、夫のマイケルと妻のクリスティンのバーネット夫妻(2014年に離婚)はウクライナの孤児院にいたナタリア・グレイス(6歳)を養子として迎え入れました。ナタリアは小人症の症状があり身長は90センチほどで歩行に障害がありました。

 夫妻はナタリアを大いに可愛がって育て2年が経った時点で、ナタリアに妙に大人びたところがあることに気づき、医者に診せたところこの時点で8歳のはずのナタリアが少なくとも14歳以上であると診断されました。

 この頃からナタリアの家庭内での問題行動が目立つようになります。養母のコーヒーに漂白剤を入れたり、バスルームに自分の血で「殺す」と書いたり、養母を害獣対策用の庭の電気柵に押し付けようとしたりと、夫妻を危険な目に遭わせるようになりました。

 ナタリアに手が負えなくなった夫妻は、養育義務の免除ために裁判所にナタリアの年齢の修正を申請し、2012年にナタリアが1989年9月4日生まれの22歳の成年女性であることが認められました。その後、夫妻はナタリアにアパートを与えて別居することを決め、実の子供たちとカナダへ移住しました。

リアル「エスター」事件続報! 養子に迎えた8歳の少女は22歳のサイコパスだった… 新ドキュメンタリーで被害者家族が激白(2023年5月15日)|BIGLOBEニュース さん

BIGLOBEニュース
https://news.biglobe.ne.jp

映画と全く同じストーリーですよね。ナタリアが映画「エスター」を知っていたかは定かではありませんが、子供のふりを使用なんて思う人がいるんですね。びっくりです!

以上、映画「エスター」のご紹介でした。2023年3月に続編「エスターファーストキル」も公開されているので、そちらも是非観てみてください!

この記事をご覧いただいた方のおすすめ映画があればぜひ教えてください。

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